2010年 05月 24日
先週のこと。 隣の家のベランダから ミャー ミャー ミャー ミャー鳴き声が聞こえるようになった。 隣の家といっても元義母の屋敷だが、今は外国人家族が住んでいる。 ベランダに一番近く隣接している、息子の部屋から眺めてみた。 |ё゚)ジ 荷物がいろいろあって、はっきり確認できないが、奥に子猫が数匹いるようだった。 どうやら野良ちゃんが子猫を生んで、移動してきたようだ。 猫は子猫が大きくなるまでに、数カ所 場所を移動する習性がある。 翌日木曜日の夕方。 息子の窓のすぐ近くで、子猫の鳴き声が聞こえるようになった。 こっそり覗いたら、 いたいた・・・・・まだ生まれて間もない可愛い子猫だ。 私が覗いていることに気がついて 母猫が警戒していた。 そして金曜日。 やはり、その日の朝も かなり近くで子猫の鳴き声がしていた。 その日は息子の家庭訪問の日で、私は仕事が休みだったので 大掃除の最中も、朝からベランダを確認しようと試みていた。 おかしいな~ (・_・)? 怪我でもしていて、動けない子猫がいるのだろうか・・・・・。 確認しようにも、窓には格子がついているし 死角がいっぱいあって確認することが出来ない。 ず~っと気になりながら、大掃除していた。 しばらくして、見てみると 母猫はどこかへ行って 子猫しかいないようだった。 しかし、やっぱりすぐ窓の近くで 子猫の鳴き声がする。 手を伸ばせば 届きそうなベランダなのだが、格子がじゃましてどうしても確認出来ない。 こっそりカーテン越しに眺めていると、もう一匹の子猫が近くまでやって来た。 超 可愛い (。ё◇ё。) 見ていると、その子猫が ベランダにある 直径7~8cm弱の排水溝の穴を 一瞬覗き込んだように見えた。 そして、すぐに 奥へ走って行った。 やがて母猫が戻ってきて、じゃれながら飛び跳ねていた。 排水溝は、蓋がなくなっていた。 嫌な予感がした。 ('・c_・` ;) そして、翌日土曜日。 もう 私は、朝から 気になって 気になって仕方がなかった。 格子の間から 手を伸ばして、鏡を使って見てみるが、 やはり 鳴き声はするけど、姿が見えない。 しばらくしから ベランダをもう一度眺めたら、 そこに母猫がいた。 排水溝のそばに座っている。 ミャオーと母猫が鳴くと、 ミャーミャーと子猫の鳴き声が聞こえた。 やはり、子猫は排水溝の中かも知れない・・・・・・・・。 どうしよう・・・・・( ̄Д ̄;) 義母の家を借りて住んでいる外国人は、ほとんどこの家にいることがなく、 1日に1回、ちょこっと戻って来る程度だ。 連絡しようにもなかなか連絡が取れない。 不法侵入になってしまうが、 ま~ 一応大家だし 外階段から 2階へ上がってみた。 すると、なんとま~ (´□`) 2重 3重に門を付けていて、2カ所の門には 鍵まで掛かっていた。 これじゃ~とても ベランダへ入ることは出来ない。 ☆=>=>=>(+_+。) ガーン とりあえず、隣の人が帰ってくるのを待つしかない。 夕方、 息子の送迎を終えて帰って来ると、ちょうど隣のご主人も帰ってきていて、 車に乗り込もうとしている所だった。 私は車から飛び降りて、すぐに事情を話しに ご主人のもとへ走った。 ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘ むこうは片言の日本語しかできない。 私が片言の英語でなんとか伝えたら、 話はすぐに通じた。 (*T▽T*) ご主人も事情を分かっていたのだ。 嫌な予感は的中。 やはり、子猫は排水溝の中だった。 (TΛT) ご主人も助けようと試みたが、穴が深くて 手を伸ばしても届かないとのこと。 途中何度も 片言日本語で、 「可哀想ね~ 可哀想ね~」 と言っていた。 何か道具がないと助けられないよ。 明日また チャレンジしてみるから・・・・・ と ゼスチャーを交えて話してくれた。 排水溝を改めて見てみた。 2階のベランダから 1階に続いているパイプだけど、途中でカーブしている部分がある。 多分、子猫は そこに引っかかっているのだろう。 目測で測っても、2m近くある。 私は、 その日はずっと 気が気じゃなかった。 先週の月曜に降った まとまった雨から5日、 降る降ると言っていた、天気予報が外れて その日、土曜日もなんとかお天気に恵まれていた。 しかし、沖縄はまだ梅雨の真っ最中。 いつ雨が降るか分からない。 今、大雨でも降ったら・・・・・、子猫はどうなるの? (ノ_<。) それに、子猫の鳴き声が近くで聞こえるようになった日、おそらくその日に落ちたと思われる。 私が気がついたのは木曜日の夕方だったから、 木曜日中に落ちたとして、もう 3日間、子猫はお乳も飲んでいないことになる。、 今は、まだ鳴き声は元気だけど、このままじゃ弱ってしまうよ・・・・(。>_<。)。 どうにか方法がないものか・・・・・ レスキューを呼ぼうか・・・・・。 そんなことを考えていた、22時前 結婚式に出かけていた夫が帰ってきた。 着替えを済ませ、ほろ酔い気分だった夫に、 子猫が、確実に排水溝に落ちている事。 隣の人も気がついているが、道具を使わないと助けられないこと。 今夜、明日にでも雨が降ったら大変なこと・・・・・・。 丸3日間、お乳を飲んでいないからこのままじゃ弱ってしまうこと。 猫たちはもう 次の場所へ移動を始めていること。 (まだ近くにはいたが、ベランダから 別の場所へ移動していた) を 話した。 すると、夫は すぐに立ち上がり 「 のこぎりはあったか? 」 「 木工用のしか ないけど・・・・」 「 いいからそれ持ってこい! 電灯も持ってこい! 」 と 夫は、脚立を取り出して、隣の屋敷へ向かった。 隣の一人暮らしのおばさんは びっくりしたろう^^; 夫は、1階から よじ登って 猫がどの辺にいるか確認しながら、パイプを切り出した。 入り口よりも 下の方が大きなパイプになっていて、切断するのもなかなか大変だった。 そして、ようやく パイプは外れた、 でも 子猫がどこにいるか分からない。 鳴き声は聞こえるのに・・・・・・。 心配して そばで様子を見ていた娘が、言った。 「 もしかして、切り取ったそのパイプの中にいるんじゃない? 」 そっか・・・・(゚▽゚) 私たち人間が居ては、警戒して 怖くて出てこられないだろう。 夫は、 「 きっと母猫が迎えに来るよ。 そのまま置いておこう。 」 私と娘は、部屋の中に戻り 2階の窓から、懐中電灯を照らして様子を眺めていた。 すると すぐに 来た 来た・・・・・・・o(☆∇☆)o 母猫がやって来て、子猫をくわえて走って行った。 あ~ 良かった。 (σc_;`*) しばらくしてから、夫が家の中へ戻ってきた。 「 あれ どこに居たの? 」 「 ちゃんと母猫が連れて行ったよ~。 」 と とても嬉しそう (*'ー'*) 「 うん うん 2階の窓から見ていたよ。 」 (*^▽^*) どうやら、夫は 母猫が来るかどうか パイプのすぐそばで 確認していたようだ。 (笑) 心配だったんだね。 昨日の夜中から 沖縄は土砂降りになった。 救出が あと少し遅れていたら・・・・ こういう時の、 夫の行動力を、私はとても尊敬する。 しかし・・・・ 切ったパイプの補修はどうするべ? まっ 良いか~ (^w^) ひとつの命が助かったのだから。。。。。
by mm_house1012
| 2010-05-24 16:02
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